ドル円、147円を切る

 いよいよドル高円安是正への動きか。個人的には期待したいところ。

 一因として、米国の政治的、経済的混乱によるドルへの信認低下、日本国債の下落→金利上昇、などが考えられる(円の通貨価値も怪しいところ)。

 これから起こる、米国の AI 、IT バブル崩壊による、円のキャリー取引の巻戻しの影響も大きく、急激な円高発生か。3年前の120円程度に戻るだけか、それ以上か。

 いづれにせよ、為替動向は予想しにくい。取引スタンスにもよるが、へたに考えるより、一目均衡表などのテクニカル分析だよりが結果オーライか。

円高に向かうか

先の読めないトランプ米大統領の動き(混乱、矛盾、米国の理念への逸脱等々)。

日本の利下げ、米国の利上げ、の余地が低いことを考えると、当面、円高傾向か。

冒頭の一目均衡表ドル円(日足)の遅行線は日足を下回り、転換線は基準線を下方向に割り、日足は雲を抜け出てますね。

下図の月足では、上値抵抗ラインを突き抜けられず、やはり下降傾向。

本日10時の日経平均758円安

 金利見通しの日米当局者発言の変遷、米経済の不透明感により、ドル円相場、日米株式市場は動揺しています(根本は米国の ICT・AI 部門がバブル状態、と私は考えます)。

 ドル円の月足を見ると、上値抵抗線を一時突破したかに見えましたが、定石通り跳ね返されそうですね、

週明け(9/9)、円高・株安か

 いよいよ、遅行線(緑)が、日足にかかりつつあります(下図)。

 標題下の月足を見ると、下値抵抗線を超えていることからも、週明け円高・株安が加速するものと思われます。

 ファンダメンタル的には、米国エヌビディアの株価下落にみられる、AIへの過剰な期待(集団幻想)によるバブルの崩壊過程と考えられ、バブルが尽きるまで続くと思われます。