有線ください

 タクシー無線のバンドには、多数のタクシーが関わっています。特定のタクシーと基地局とのやり取りが長くなると、バンドを塞いでしまいますので、基地局より「有線ください」と指示されるときがあります。

 「有線」?公衆電話を探して固定電話からアクセスしないといけないかと勘違いしそうですね。乗務員が携帯から基地局へ連絡を入れればよいだけです。

 携帯は有線通信とも考えられます。携帯同士で無線を介して直接通信しているわけではありません。スマホで東京から沖縄へかけた場合、概略、端末→基地局(東京)→【有線区間】(携帯電話ネットワーク)→基地局(沖縄)→端末という流れで、基本は有線通信なのですね。

 通信衛星を利用した携帯が増えると、有線経路が無くなり、「有線ください」とは言えなくなるのかな?。

書を捨て、街に出る

 ここ4~5日、体調が今一つですが、外に出て、漏れ出ている電波を拾うことに。

 エアバンドと東京リムジンだけでは芸が無いので、私の受信機で「TOKSYO」表示の「特定小電力無線」(ライセンスフリーのトランシーバーか?)と「QQ-UHF」表示の「UHF消防・救急無線」を歩きながら聴いてみることに。両バンクとも2~3度反応したものの、内容取得まで至らず。

 周波数の上下限を設定し、その間をスキャンする、プログラムスキャンという機能があるらしい。これを活用して、面白無線が拾えるかも(いよいよ、メルカリで購入した、型落ち周波数手帳の出番か)。まだ、基本操作もままならない状態なので、ほどほど進めることに。

メモリースキャン

 エアバンド初心者の私、いつもは 120.50 MHz の東京西航空路管制を聴く程度ですが、今回東京国際空港(羽田)の周波数を集めたバンク(PCのフォルダーみたいなものか?)のメモリースキャンに挑戦。

 離陸は、CLR→GND→TWR→DEPと順良く周波数が移動するようです。着陸は、APP→TWR→GND。 Flightradar24 で航空機を特定し、追跡できればよいのですが、初心者にはまだハードルが高いかな。ボケ防止を兼ね、おいおい習得していくことにしましょう。

 航空無線をインターネットで聴ける LiveATC.net がありますが、通信内容の公開は許されるのでしょうか?

すみれ色の涙

 昨年9月、図書館に予約したCDが、やっと借りることができました。パソコンにダウンロードし、SANYO の名機 ICR-RS110 の microSD カードにコピー。ICR-RS110は機能満載。購入から15年経ち、メニューボタンはl壊れ、電池カバーも外れる状態ですが、基本機能に問題なく、重宝しています。

 内部メモリーを持たせず、全て外部 microSD カード に記録する設計思想は秀逸ですね。さて、新しくコピーした楽曲のフォルダーをクリックすると「ファイルがありません」とのこと。パソコンでは再生でき、 microSD カード にも該当ファイルはあったのに・・・・。フォルダー構成の問題かと、中間にフォルダーを作ったりしましたが、上手くいきません。

 よく見るとCDのファイル形式がM4A、 ICR-RS110では再生できない形式でした。M4AからMP3へ VLC media player で変換(いつもお世話になります)、あれ、以前も似たようなことをしなかったけ?もう涙がちょちょぎれそう。無事再生でき、流れてきた曲は岩崎宏美さんの「すみれ色の涙」。

 本機やエネループなど SANYO は技術力、発想力がありましたね。